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SmartSlim サーバー版

単一サーバー向けの圧縮サービス · Python 3.9+/FastAPIベース。RHEL・Ubuntu などの主要な Linux ディストリビューションに対応し、データは社内ネットワークの中だけで完結するオンプレミス運用を実現

製品概要

単一サーバー環境向けの軽量圧縮サービス

SmartSlim サーバー版は、Python 3.9+ と FastAPI フレームワークで構築された単一サーバー向けの圧縮サービスです。HTTP API を通じて圧縮機能を提供し、社内ネットワーク環境での共有サービスとしての運用に適しています。PDF、画像(JPG/TIFF)、OFD という利用頻度の高い3種類のドキュメントに特化しながら、本番環境で求められるセキュリティ機能を一通り備え、RHEL や Ubuntu Server などの主要な Linux ディストリビューションにそのまま導入できます。

技術スタック:Python 3.9+ · FastAPI · スレッドプール(最大12同時実行) · 1ファイルあたりの上限 1GB
対応フォーマット:PDF · 画像(jpg / jpeg / tif) · OFD
対応フォーマットについて:サーバー版の現在の構成では、PDF、画像(JPG/JPEG/TIF)、OFD の3種類のフォーマットのみが有効です(allowed_extensions の設定をご確認ください)。Word/Excel/PPT/動画/音声など全フォーマットをご利用の場合は、SmartSlim ネットワーク版をお選びください。

本番環境に対応した7つのセキュリティ機能

官公庁・企業の情報セキュリティ要件(ISMAP など)を踏まえて設計。圧縮処理の全工程をカバーします

コマンドパラメータ検証

外部ツールを呼び出す際のコマンドパラメータをホワイトリスト方式で検証。ディレクトリトラバーサル攻撃を検出・ブロックし、ファイル拡張子の有効性も確認します。

ファイル整合性検証

入力ファイルと出力ファイルを複数アルゴリズムのハッシュで検証し、圧縮の前後でファイルが改ざんされていないことを保証します。MAXIMUM レベルでは SHA-512 も追加されます。

マルウェア検出

業務用アンチウイルスエンジンを内蔵し、圧縮前後の双方向スキャンに対応。マルウェアを検知したファイルは自動的に隔離(quarantine)し、スキャン結果のキャッシュによって処理性能も確保します。

監査ログ(改ざん防止ハッシュチェーン)

操作ごとの日時、ユーザー、ファイル、ステータスなどのメタデータを JSON 形式の構造化ログとして記録。ログはハッシュチェーンで連結されており、改ざんが発生するとチェーン検証が失敗する仕組みです。

レートリミット(スライディングウィンドウ方式)

時間ウィンドウに基づくリクエスト制限により、IP 単位・ユーザー単位のアクセス頻度を制御。不正な大量呼び出しや DoS 攻撃を防止します。

一時ファイルの安全な管理

一時ファイルは独立したディレクトリに隔離し、タスク完了後に安全に削除します。HIGH レベルでは3回、MAXIMUM レベルでは7回の上書き消去(権威あるセキュア消去基準に準拠)を行います。

ファイルサイズ制限

アップロードファイルのサイズを検証し、デフォルトでは1ファイルあたり 1GB(max_file_size: 1073741824)を上限。制限を超えるリクエストはその場で拒否します。

実装の透明性:セキュリティ機能はすべてモジュール単位で実装しており、提供するソースコードで動作をそのままご確認いただけます。

5段階のセキュリティレベル

無効から最大レベルまで、運用要件に応じて選択できます

MAXIMUM(最大レベル)

すべてのセキュリティ機能を有効化 · 複数アルゴリズムによるハッシュ検証 · 圧縮前後の双方向スキャン · 7回上書き消去(セキュア消去基準に準拠) · スキャンキャッシュ無効化 · 警告発生時は即時に処理を中断

HIGH(高レベル)

すべてのセキュリティ機能を有効化 · 複数アルゴリズムによるハッシュ検証 · 双方向スキャン · 3回上書き消去 · ハッシュチェーン監査 · スキャン失敗時に処理を中断

MEDIUM(中レベル・デフォルト)

コマンドパラメータ検証 + 入力ハッシュ + 圧縮前スキャン + 監査ログ + レートリミット + 一時ファイル管理 + ファイルサイズ検証

LOW(低レベル)

コマンドパラメータ検証 + 監査ログ + ファイルサイズ検証(マルウェアスキャン・整合性検証・レートリミットは無効)

DISABLED(無効)

すべてのセキュリティ機能を無効化。管理されたテスト環境でのみご利用ください

デフォルトレベル:初期状態では中レベル(MEDIUM、SecurityConfig.get_default_config())が適用されます。本番環境では HIGH、機密情報を扱う業務では MAXIMUM を推奨します。

導入方式

主要な Linux 環境をはじめ、さまざまな実行環境に対応

Docker コンテナ導入

Dockerfile を提供。コンテナイメージとしてビルドして実行でき、コンテナオーケストレーション基盤での一元管理にもそのまま組み込めます。

systemd サービス

systemd ユニットファイル(Compress-Services-api / Compress-Services-html)を提供。OS 起動時の自動起動とプロセスの自動再起動に対応します。

supervisor プロセス管理

supervisor 設定ファイル(compress-service.conf)を提供。マルチプロセス構成(numprocs)とログローテーションに対応します。

主要 Linux への対応

専用インストールスクリプト(install.sh)を提供。RHEL や Ubuntu Server などの主要な Linux ディストリビューション(Debian など)に対応し、依存関係とパスを自動で適応させます。政府クラウド認定(ISMAP)の要件にも準拠可能な設計です。

主要な設定パラメータ:スレッドプール最大12同時実行(config.json: thread_pool_size: 12) · 1ファイルあたりの上限 1GB(max_file_size: 1073741824) · サービスポート 5001(HTTP)/8443(HTTPS)

RESTful API 連携

標準的なインターフェースで、基幹システム・グループウェア・CRM とスムーズに連携

SmartSlim サーバー版は標準的な RESTful API を提供し、HTTP/HTTPS 経由での呼び出しに対応しています。既存の業務システム・グループウェア・CRM とシームレスに連携でき、手作業に頼らないドキュメント圧縮の自動化を実現します。

グループウェア・ワークフロー連携

稟議・申請フローで扱う公文書の添付ファイルや回覧ドキュメントを自動圧縮。ストレージの占有量を削減し、システム全体の回覧効率を高めます。承認・通知・アーカイブなどの一連の業務フローにそのまま組み込めます。

CRM・SFA 連携

顧客データに含まれる契約書スキャン、製品画像、レポートなどのファイルを圧縮・最適化し、顧客データのストレージコストを削減。システムの応答速度向上にもつながります。

文書アーカイブシステム連携

文書管理・アーカイブシステムと連携し、保管ファイルを一括で圧縮処理。長期保存にかかるストレージコストを削減し、電子文書管理の要件に応えます。

連携方式:HTTP POST でファイルをアップロードし、圧縮パラメータを指定します。サーバー側の処理完了後、圧縮結果を返却。同期・非同期の両方の呼び出し方式に対応し、業務ごとのスループット要件に柔軟に応じられます。

製品の位置づけ

サーバー版は、デスクトップ版とネットワーク版の中間に位置づけられます

  • こんな場面に最適:組織内で共有する圧縮サービス、コンプライアンス要件(個人情報保護法(APPI)/JIS Q 27001)への対応が必要な単一サーバー環境、データを社内ネットワークから一切出したくない厳格な運用要件がある環境。
  • ライセンス認証:ライセンスコード+マシンコードバインド(CPU + マザーボード + MAC アドレス)による認証を採用し、オフライン認証に対応しています。詳しくはセキュリティアーキテクチャをご参照ください。
  • 上位版への移行:全フォーマット対応、分散クラスタ、マルチユーザーでの利用が必要な場合は、SmartSlim ネットワーク版をご検討ください。

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