RAGデータエンジニアリング基盤
企業ドキュメントをAI活用できるナレッジベースへ自動変換 · 解析/クレンジング/マスキング/圧縮/チャンク分割/評価のフルパイプライン · オンプレミス導入対応
ひとことで言えば
AIの回答の質は、与えるデータの品質で決まります
RAGナレッジベースの効果 = モデル能力 × データ品質
世の中の大規模モデルの能力には大きな差がなく、真の差を生むのはデータ品質です。UGLYPEAR DATA の RAGデータエンジニアリング基盤は「データ品質」を極限まで高めることに特化しています。企業内に散在する契約書、報告書、マニュアル、スキャン文書を私たちのパイプラインで処理し、クリーンで安全、出典が明確で検索可能なナレッジへと変換します。どの大規模モデルと組み合わせても、安定した性能を発揮できます。
私たちはチャットボットを作りません
UGLYPEAR DATA は対話インターフェースを作りません。私たちはAIを支えるデータエンジニアです。「ドキュメントからベクトルデータベースまでの道」を整備するのが私たちの仕事です。
なんでもできる巨大プラットフォームを目指しません
データエンジニアリングのレイヤーだけに特化し、とことん磨き上げています。前処理レイヤーは任意のRAGバックエンドや主要なベクトルデータベースと接続でき、特定技術への縛りやロックインはありません。
単なる圧縮ツールではありません
圧縮は私たちの看板技術です。1回の処理で2つの成果物——より小さなファイルと、よりクリーンなナレッジを同時に生み出し、ストレージと推論のコストを同時に削減します。
5ノードのパイプライン
ファイルを投入すれば、あとは自動で最後まで処理が進み、全工程の進捗を確認できます
解析
PDF/OFD/Word/Excel/PPT/XPSの6フォーマット+スキャン文書のOCR。表構造も保持します
クレンジング
ヘッダー・フッター・ページ番号・透かしの除去、重複コンテンツの削除、クレンジングレポートの出力
マスキング
13カテゴリの機密情報を検出・マスキング:顔、公印、証明書、ナンバープレートなど
チャンク分割
ドキュメントタイプに応じたインテリジェントなチャンク分割、親子関連付け、4段階のコンテンツ強化
評価
構造・関係・内容の3層品質検査、ナレッジの鮮度管理、低品質ケースの原因特定
現場で頻発する7つの落とし穴を、ひとつずつ解消します
本番級のナレッジベース構築で最もよくある7つの課題に、基盤は対応する解決策を内蔵しています
この基盤が役立つ組織
企業にドキュメントがあり、AIを活用したいなら、データエンジニアリングの工程は避けて通れません
ナレッジベースを自社構築する中堅・大企業
ドキュメントが多く、フォーマットが雑多で、コンプライアンス要件が厳しい企業
オンプレミス導入でデータは社内ネットワークから出ません
RAG・AIアプリケーションの開発事業者
自社での前処理は手間と時間がかかり、品質も不安定
HTTP API/SDKでの直接統合に対応
官公庁・金融・医療機関
データの機密性が高く、社外への流出を絶対に許さない組織
オンプレミス・プライベートクラウドでの完全閉域運用、ISMAP の要件にも準拠可能
SaaS・ドキュメントプラットフォーム事業者
顧客向けにAI機能を追加したいが、データ基盤が不足している
圧縮+前処理の一体化で、コストを二重に削減
経営層からよくいただく5つの質問
率直にお答えします
すでに大規模モデルを持っていますが、これも必要ですか?
必要です。大規模モデルは「脳」にあたりますが、御社のドキュメントを理解してはいません。RAGデータエンジニアリング基盤が解決するのは「何を与えるか」という課題です——脳がどれほど優秀でも、きちんと下ごしらえされていない食材では、まともな料理はできません。実測データでは、画像圧縮だけでマルチモーダル推論のトークンコストを85.9%削減できます。
データセキュリティはどのように確保されますか?
システム全体を御社のサーバールームまたはプライベートクラウドに導入するため、ドキュメント・モデル・処理は全工程で社内ネットワークから出ません。機密情報は登録前にAIが自動でマスキングし、誰が何を処理し、誰が何を検索したかという全工程の監査記録が残ります。詳細はデータセキュリティ体制をご参照ください。
費用は高くつきませんか?
本基盤は「ドキュメントからベクトルデータベースまで」の区間に課金する方式のため、既存のAI投資を作り直す必要はありません。さらに圧縮機能によりストレージコストを60%~80%削減でき、推論のトークンコストも大幅に節約できます。多くのお客様では、ストレージと推論で削減できた費用の大部分で投資を回収できています。お問い合わせのうえ、お見積りをご取得ください。
当社のドキュメントはフォーマットが雑多ですが、処理できますか?
まさに私たちの得意分野です。PDF、OFD、Word、Excel、PPT、XPSの6大フォーマットを統一的に解析し、スキャン文書は自動OCR、表は行列構造を保持したまま処理します。実測では、443ページのOFD固定レイアウト文書のエンドツーエンド処理が約124秒、解析品質検査の総合スコアは0.924(構造層は満点)です。
導入までどのくらいかかりますか?既存システムへの影響はありますか?
本基盤は独立したミドルウェアとして動作し、既存のRAGバックエンドやベクトルデータベースと接続するため、既存システムに変更を加える必要はありません。Dockerによる簡単導入に対応し、CLI/API/SDKの複数の接続方式を選択できます。環境準備から最初のバッチのドキュメント処理完了まで、通常は日単位です。詳細は統合と導入をご参照ください。